今回はこんな人に役立つ記事となっていますよ!
あまりお金をかけず、毎日継続的に、抗酸化効果いっぱいのポリフェノールをとるにはどうしたらいいか考えている人。
私がブラジルのサンタ・カタリーナ州に住んでいた時、その地方の人は毎日「マテ茶」を飲んでいました。
見よう見まねで飲み始めた「マテ茶」、実は調べてみると、そのお茶には驚くべき効能が隠されていたのです。
この記事では、ブラジルで2年間飲み続けた「マテ茶」と「抗酸化ポリフェノール」の関係性に特化して説明しています。
そして、この日本でどうすればポリフェノールたっぷりの「マテ茶」を再現できるのかも説明していますよ!
ポリフェノールには効果の期待できる「抗酸化作用」がある
「マテ茶」と「ポリフェノール」の関係性を考える前に、まず「抗酸化」とは何か?そしてなぜ「ポリフェノール」が体にいいのか?ということを簡単に説明したいと思います。
難しい言葉でたくさん説明しているサイトは多いですが、分かりやすく簡単にまとめてみますね。
なぜ自分の体の「抗酸化」が必要なのか?
以下の写真を見てください。
あまりキレイな写真ではありませんよね。
これは、「酸化」したリンゴと鉄の写真です。
中学校の理科の時間に勉強したと思いますが、酸化とは「もの」と「酸素」が結びついた状態のことですね。
もともとは美味しそうだったリンゴ、ピカピカしていた金属が「酸素」とくっついてしまったために、こんなにも汚くなってしまったのです。
しかし、なんと、この「酸化」が私たちの体の中でも起こっているんです!
わたし達は毎日呼吸をして「酸素」を吸っています。酸素を吸わないと死んでしまいますからね。
しかし、この呼吸で吸い込んだ「酸素」が、「活性酸素」というものに変化して、体の中の細胞を「酸化(劣化)」させてしまうんです。
でも、人間の体もよくできているんですよ。
体内で「特殊な酵素」を作り出して、「酸化」から細胞を守っています。
つまり「抗酸化作用」ですね。
でも、悲しいかな、年を取るとその「抵抗力」が衰えていくのです・・・
怖いことばかりですね・・・
では、自分の体内で「抗酸化」物質が作れないならどうしますか?
そうです、外から取り入れるしかないですよね。
そこで注目されているのが「ポリフェノール」なんですね。
ポリフェノールには効果的な「細胞の抗酸化作用」がある!
よく耳にする「ポリフェノール」ですが、その正体は何なのでしょうか?
やっぱり植物も紫外線をもろに受けているので、それが原因で葉っぱなんかが「酸化(劣化)」してしまうんですね。
それを避けるために、植物は自ら「ポリフェノール」という「抗酸化してくれる物質」を作り出しているんです。
すごいですよね。
そうです。人間が自分で作り出すことが出来ないなら、その植物由来のすばらしい「抗酸化ポリフェノール」を体内に取り入れたらいいんです!
自然の力を借りて、私たちの体の「酸化(劣化)」に対抗することが出来るんです!
では、その素晴らしいポリフェノールをどうやって体内に取り入れたらいいんでしょうか?
それが、今回お勧めする「マテ茶」なのです。
「マテ茶」には効果抜群の抗酸化ポリフェノールが含まれている
ポリフェノールが含まれている飲み物、食品としては、以下のものが有名です。
コーヒー ワイン チョコレート
しかし、せっかくポリフェノールをとるのなら、「少ない量」で「一番多く」のポリフェノールを含んでいるものを見つけたいですよね。
「マテ茶」には他の飲み物と比較して断トツのポリフェノールが含まれている
では今回お勧めする「マテ茶」にはどれくらいのポリフェノールが含まれているのでしょうか?
以下のグラフを見てください。これは、ポリフェノールが含まれる代表的な飲み物の比較表です。
(引用元:ネスレ日本株式会社)
この表では、100ml当たりのポリフェノールは、「赤ワイン」が一番ですね。
100ml当たり、230mg含まれています。
そして「緑茶」は100ml当たり115mgのポリフェノールの量ですね。
次に、マテ茶協会が引用している、和田 政裕 氏の書いた書籍「機能性と栄養に優れた南米のマテ茶~「飲むサラダ」で糖尿病やアレルギー予防 」の中に出てくる以下のグラフを見てください。(引用元:マテ茶協会)
ここを見ると、「マテ茶」に含まれるポリフェノールに関して驚きの分析結果が出ています。
「マテ茶」のポリフェノールは
①「ワイン」の約1.5~6倍
②「緑茶」の約3倍
これはすごい分析結果ですよね。
ということは最初の「ネスレ日本株式会社」のグラフから計算すると以下の結果になりますよね。
「マテ茶(100ml)」に含まれるポリフェノール
・ワインの1.5倍 ⇒ 230mg×1.5 = 345mg
※より確実な数値を出すため、一番低い倍率で計算しています。
・緑茶の約3倍 ⇒ 115mg×3 = 345mg
どうでしょうか。
マテ茶は100ml当たり345mgのポリフェノールが含まれることになり、ネスレ日本株式会社のグラフの中ではトップに躍り出ることになります!
これは、片山 佳子氏・上野 慎太郎氏の書かれた論文「マテ茶の抗酸化活性について」の結論とも見事に一致します。
ポリフェノール量および抗酸化活性においてもマテ茶が緑茶・・・よりも高い数値を示した。・・・またポリフェノール量が多いほど高い抗酸化活性を示したことから・・・、マテ茶の抗酸化活性はポリフェノールが主体であると考えられた。このことから、マテ茶は緑茶・・・よりも体の酸化を防ぐために有効な飲料であることが示唆された。
「マテ茶の抗酸化活性について」
以上のことから、次のことははっきりしています。
なぜ「マテ茶」はポリフェノールの継続してとるのによいのか
ポリフェノールは体内で3~4時間しか効果が持続しません。つまり、体内にためておくことができないので、毎日、継続して取り入れる必要があるんですね。
さらに、ポリフェノールの1日の摂取目安量は1500mgと言われていますので、これをワインで取ろうとすると、毎日700mlほど飲まなくてはならない・・・
金額も高くなるし、毎日それだけのアルコールを飲むのも、心配ですよね。
そこで、登場するのが「マテ茶」なんですね。
先ほども分析しましたが、100mlの「マテ茶」には345mgのポリフェノールが含まれているので、1500mgをとるには、430mlの「マテ茶」を飲めばいいだけ・・・
つまり、マグカップに2杯だけの「マテ茶」で、1日に必要なポリフェノールをとることが出来るんですね。
これなら無理せず継続して飲むことが出来ますよね。
それが「マテ茶」のメリットなんです。
なぜポリフェノールいっぱいの「マテ茶」はコスパがいいのか
さらに気になるのは「お値段」ですよね。継続してポリフェノールを取るには、それは大事な要素です。
ワインで必要なポリフェノールをとろうとすると、1日に700ml飲む必要があります。
つまり、毎日ワインボトル1本を飲まないといけない計算になります。
これでは、アルコールの取り過ぎになって、継続して飲み続けるのは難しいですよね。
では、「マテ茶」どうか?
私が飲んでいるマテ茶は以下の輸入品です。
先ほども説明しましたが、1日の必要なポリフェノールをとるのに、ワインはボトル1本、マテ茶はマグカップ2杯が必要です。
マグカップ2杯分のマテ茶を作るのに、お茶葉が40g必要なので、1ヵ月あたりのコストパフォーマンスを「ワイン」と比べると以下のようになります。
比べてみると、マテ茶の1ヵ月でかかる費用はワインより80%も安いということです。
これなら、継続して続けることが出来そうですね。
ポリフェノールいっぱいの「本場マテ茶」を日本でどうやって飲む?
ブラジルで「マテ茶」を飲んでいるときは、お店に行くと専用の「マテ茶グッズ」が売られていましたので、特に問題はありませんでした。
以下の写真にある「クイア」という容器と、「ボンバ」という専用ストローです。
クイア ボンバ
でも、日本に帰ってみると、その「マテ茶グッズ」が売っていない!それに売っていても高い!!
それで、私なりに日本で「マテ茶」を飲む方法を開発しました。
ガウーショの「マテ茶」の飲み方にならう
ブラジル南部には「ガウーショ」と言われる独自の文化を持つ人たちの子孫が住んでいます。
その方々が、今でも「マテ茶」を飲んでいるんですね。
彼らの飲み方を観察していると、結局基本的な作法はこの3つなんですよ。
① 器に「マテ茶のお茶葉」を入れる
② お湯を注ぐ
③ 少し待って飲む
これだけなんですね。
その作法を「マテ茶グッズ」を使わず、日本で再現しようすると・・・
日本で本場のマテ茶を再現できました!
思考錯誤の末、ついに「日本版マテ茶」を再現することが出来ました。
日本で「マテ茶」を飲むときの道具は何を使うか、どのように「マテ茶」を作ることが出来るかに関しては、別の記事で詳しく書いていますので、こちらをご覧ください。
まとめ:抗酸化ポリフェノールいっぱいの「マテ茶」お試しください!
今回の記事では、以下のことを考えました。
① 体内の細胞が酸化(劣化)しないために「抗酸化ポリフェノール」が役立つこと
②「ポリフェノール」は体内に蓄積できないので、毎日継続的に飲む必要があること
③「マテ茶」には「抗酸化ポリフェノール」が断トツに含まれていること
④ 他の飲み物に比べて「マテ茶」のコストパフォーマンスがいいこと
論文や書籍等で「マテ茶」の効果性は客観的に証明されています。
1日たったの120円です。
ぜひ、一度「マテ茶」を試してみて、その効果を実感してみてください!
その価値はあると思いますよ。
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